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芦毛についてのお話

2018/07/25

色鉛筆にふきだしマーク

競馬の主役である競走馬は、血統を遡っていくと必ず三頭の馬のどれかに行きつくというのは有名な話ですよね。

もっとも近年はその中の一頭であるダーレーアラビアンの系統が猛威を振るっており、残りの二頭であるバイアリータークとゴドルフィンアラビアンの系統は先細り気味となっています。

日本においても、ほぼ100%がダーレーアラビアンの系統になっているため、早晩残りの二系統は直系が消滅してしまうかもしれません。しかし悲しむことはありません。何故なら、すでにもう直系の途絶えた始祖が一頭いるからです。

しかしその途絶えた一頭も、馬体を見れば血を引いているか否かを見分けることが出来ます。

何故かというと、その直系の途絶えた馬、オルコックアラビアンは非常に特殊な毛色をしていたからです。その特殊な毛色とは、「芦毛」なのです。

芦毛の名馬と言えば、オールドファンであればタマモクロスやオグリキャップ、メジロマックイーンにビワハヤヒデを、最近のファンであればクロフネやゴールドシップを思い浮かべるでしょうかね。実はこれらの名馬は、例外なくオルコックアラビアンの血を引いています。

そして、間違いなく父母のどちらかが芦毛なのです。芦毛は芦毛からしか産まれません。

鹿毛や栗毛の両親からは絶対に産まれないのです。例えばゴールドシップの場合、母ポイントフラッグが芦毛で、その父のメジロマックイーンが芦毛です。

そしてメジロマックイーンの父メジロティターンが芦毛で、その父メジロアサマが芦毛になっています。このように、芦毛の場合は連綿とその毛色を追い続けることが出来るわけですね。そして最後に行きつくのが、オルコックアラビアンなのです。

そんな芦毛ですが、実は日本においては長年不遇の時期を過ごしてきました。芦毛の馬は走らないという俗説が支配している時期も80年代半ばまであったのですが、その最も大きな理由は単純に芦毛がいなかったからなんですよね。

というのも、競馬の目的がまだ軍馬育成にあった時代、芦毛は年齢を経ると白くなって目立つという理由から忌避され続けたそうなのです。

それが戦後も時代にも受け継がれ、数の少なさから活躍馬が出ないことも相まって「芦毛は走らない」と言われるようになったわけですね。しかし、現代競馬を楽しむ我々であれば「芦毛は走らない」なんてつゆほども思ったことは無いでしょう。

それだけ芦毛が盛り返したということの証左でもあるわけで、直系は途絶えたものの、依然として自身の経路を受け継ぐ馬たちが活躍する姿にオルコックアラビアンもニンマリとしていることでしょうね。

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