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日本競馬界における三歳ダートの位置づけとは

2018/07/25

グーサインをする男性

先日、日本競馬会の騎手会長でもある武騎手が、自身のブログにおいて三歳ダート路線の整備や拡大を望むという趣旨の記事を書き話題になりました。

これはクラシックに向けてステップレースなどが整備されている芝路線と比べて、ダート路線はほとんど整備されていないことが原因としてあります。6月に行われるユニコーンステークスまで、中央ではダートの重賞がひとつもないというのが現状なのです。

なぜこのように三歳馬の路線において、芝に比べてダートの整備がされていないのかといえば、そこには全ての競走馬は日本競馬の最高峰のレースであるダービーを目指すべきだというJRAの方針が基本としてあるからです。

確かに競馬界ににおいてダービーだけは特別な位置にあり、ダービーを勝てば種牡馬が約束されるというくらい価値のあるレースです。関係者の多くが種付けからダービーを意識している人がほとんどだということを考えても、この方針は当然なのかもしれません。

また、ダートの重賞を増やすと、それにより起きる問題もあります。例えば実際に過去に何度かあったことですが、ダートで賞金を稼いだ馬が芝を走ったこともないのにダービーに出てきてしまい、有力馬が枠の関係や賞金の関係で出れなくなったということがありました。

ダートで重賞が増えることにより、そういったことがさらに増えるのではないかという危惧があるのです。ただ、最近は日本競馬を取り巻く状況の方が変わってきています。

今年から三歳のダート馬が海外に挑戦する環境が整ってきたなど、ダート界にとって転機とでもいうべきものがきたのです。ケンタッキーダービーへの出走枠を賭けた戦いを「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」といいます。

そして、その参考レースはヒヤシンスステークスとカトレア賞になります。ですがヒヤシンスステークスはオープン特別ですし、カトレア賞に関しては500万条件でしかありません。

つまり下手をすればオープン勝ちどころか、500万を勝っただけの馬がアメリカのGⅠに出走するということになります。芝馬ならばだいたいはGⅠ馬、または最低でも日本の重賞を勝っている馬が海外遠征をしていることを考えると、やはりある程度は格好を付けるという意味でも、せめてヒヤシンスステークスを重賞にという人は多いです。

近年JRAは海外レースの馬券を売り始めたりと、海外競馬との連携には前向きですし、その上でアメリカと提携して「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」を始めました。

そういったことから、近い内にダート路線にも何らかの改革を行ってくることが考えられますし、その時にどういった路線の整備をするのかが楽しみです。

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