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ムダな馬っ気を出す馬は繁殖成績もダメ?

2018/07/25

ハテナマークと男性

馬っ気。公共の場ですから「それはね……(ハァハァ」等と詳細を述べたりはしません。馬っ気が分かる人が分かれば、それで良い話です。

とにかく競馬的に言えば、それは別にそういう意味でやる気マンマンとは限らず、極度の緊張からそうなるのだとされています。そしてパドックで馬っ気を出しているような馬は基本的に馬券から外す。そんな自制心の利かないやつは、走ってもダメだろうというわけです。

ある意味では、衆人環視の中でそんなことができる度胸はスゴイと感じます(自分にはできません)が、確かにレースで良い走りをするケースはあまりないようです。そして、この馬っ気グセは、種馬に上がってからも関係あるのではないかと思うのです。

もう随分前のことですが、当時は仕事が忙しかったため、やっとの思いで取れた休みを利用して、北海道へ遅めの新婚旅行に出たのです。ちょうど付き合い始めた学生の頃が競馬ブームだったこともあり、馬の名所巡りを旅程に混ぜることに、二人とも何の疑問も持ちませんでした。そしてメインイベントは既に引退していたオグリキャップに会いに行くこと。

そう学生の頃の競馬ブームとは、オグリブームと言い換えても問題ないでしょう。強い馬だったということはもちろん、地方競馬出身という泣かせるエピソード、芦毛という目立つルックス、そして有馬記念でのラストランと、人気の出る要素を詰め込んだような馬でした。

まるでマンガみたいです。そういったわけで、彼に会うのを楽しみにしていたのですが、着いた牧場で──言葉を失いました。なにしろ出してるんですよ、馬っ気を。繁殖の地域ですから、周りに牝馬がいるわけではありません。勝手に始められては困りますからね。

それどころか、周りを見渡しても他馬が見えないほど広い領地を与えられています。さすが活躍馬。いったい何に対して馬っ気?どうぞ想像してみてください。

地平線が見えそうな広大な牧場で、ただ独り佇み、飄々とした風でありながら、ソコだけは文字通り馬並みな馬自身を誇示しているわけです。人間に入れ替えれば、真っ昼間の草原で、腰に手でも当てながら「どうだ?」というところでしょうか。

新婚旅行でこんなものを見せつけられたこちらは「はわわ」ですが、連れは「Oh……」と言ったまま内心は大喜びの様子。なんということでしょう。オグリには、比較されるこっちの身になって考えて欲しい。

それはともかく話は戻って、繁殖に上がっても、ムダな馬っ気を出しているやつには疑問符がつくのです。生命を生み出す聖なるパワーを、関係ないところで発揮しているような馬は、やっぱりダメなのではないか、と。

事実あれだけの馬だったにも関わらず、オグリの産駒成績は散々で、なんと重賞未勝利という体たらく。やはり馬も、普段は自制心を利かせ、必要な時だけ一気に能力を発揮する。そんなクールさが必要なのかもしれません。

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