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競馬場をクリーンなイメージに変えた方々に感謝です

2017/08/10

手を合わせて笑顔の女性

一昔前の競馬といえば、中高年男性が難しい顔をしながら耳に赤鉛筆を挟み、うんうん唸りながら競馬新聞と睨めっこしている人たちがたくさんいました。

そしてレース中は「そのまま!」「差せ差せ!」と大声を張り上げ、ゴールを過ぎれば「何やってるんだ馬鹿野郎!」「金返せ!」などの罵詈雑言が飛び交う異様な空間でしたよね。

これ、イメージでも何でもなく実際にそのような光景が繰り広げられていましたから、女性や子供を連れて行くにはかなり勇気の必要な場所であったと思います。

しかし今や、そのような光景は見られませんし、赤鉛筆を耳に挟んで絶叫している中高年男性も絶滅危惧種となっているでしょう。それは時代の流れと簡単に片づけるには、そのために尽力をした方々にとっては非常に失礼な話であると思います。

実際にそのような光景は、80年代後半まではしっかりと根付いていました。80年代後半と言えば、国民的アイドルホースのオグリキャップが出現した頃です。あの頃は、まだまだ競馬場には鉄火場という雰囲気が漂っていたのです。

現在の競馬場は、そのような異様な光景はありません。周囲を見渡せばカップルや家族連れが多く、さらに言えば女性だけのグループや女性単独で来ているなんて事も珍しくないのです。

あの時代を知る者にとって非常に感慨深いですし、そのような時代が来るとは思ってもみませんでした。そしてもう一つ、以前の競馬場とは決定的に異なるものがあります。それはスタンド内に馬券が殆ど落ちていないということです。

以前であれば、ゴール前、もしくは直線で早々と買った馬が来ないと分かった時点で馬券を破るか丸めるか、はたまたそのままかで放り投げて捨てていました。それが一つの様式美ともなっており、競馬場へ行った時の醍醐味でもあったのです。

また、勘違いして当たり馬券を捨ててしまったり、ダメだと思ったら降着などでいきなり当たり馬券になる事もありました。そうして発生した「捨てられた当たり馬券」を見つけるべく、最終レース終了後には「地見屋」と呼ばれる下を見て当たり馬券を探している人もいました。

ところが今はかなり美化が進んでいるため、レースの合間合間で係員の人がササッと清掃をしていきます。そのため、馬券を始め、スポーツ新聞や競馬新聞が落ちていないのです。

こうしたさりげない努力が積み重なり、「競馬場は怖くない」「競馬場は汚くない」というイメージ定着に役立っていると思うのです。

今の競馬場の姿を見るたびに、陰で尽力している人たちに敬意を表したくなりますね。生粋の競馬ファンでも、昔より今の競馬場の方が過ごしやすいですから。

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