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最近のジャパンカップに欧米の一流馬が来ないことについて

2017/09/06

手をさしのべる女性

近年ジャパンカップに欧米の一流馬が来ないことに対して、武騎手が日本馬が強くなったからだとの趣旨の発言をしたことが競馬界では話題になっています。

他の騎手が発言したのならまだしも、今年もアメリカ・フランス・ドバイ・香港で騎乗し、誰よりも世界の競馬を知っている武騎手の話だけにかなりの信憑性があるのでしょう。

この話の信憑性を示す例としては、例えば最近の香港競馬の現状があります。そもそも欧米などではほとんどの国が10月一杯でシーズンを終え、それ以降でもシーズンが続いている主な国は香港と日本だけになります。そして日本では11月にジャパンカップが開催され、香港は12月に香港国際競争という1日に4つのGⅠレースを行っている日があります。

どちらも同じ欧米のシーズンオフに行われてることもあり、この2つのレースは以前よりよく比較されています。近年はジャパンカップに欧米の一流馬が来ず香港の方にはよく来ることもあり、日本でももっと欧米の馬が来やすいように1日にGⅠを纏めて行えばいいのじゃないかという意見が出るくらいです。

ただ武騎手の発言を考えると、そういった単純な事では解決しないということなのでしょう。

そこで最近の香港競馬の現状という話に戻るのですが、実は最近だと香港の方にも、欧米の一流馬があまり出走しなくなっているのです。その原因として言われているのが、日本馬が香港でよく勝つようになったということなのです。

短距離は香港馬が強いといううこともあり、2000メートル以上のカップとヴァーズに欧米馬がよく来ていたのですが、この距離は日本馬が得意だということもあり、日本馬が勝ってしまうのです。こうなった背景には、今だと関西から関東へ行くくらいの感じで遠征できるようになった、日本の調教技術の発達もあるのでしょう。

しかも日本のGⅠを勝った事がないような馬が、ホームに近い香港でなら凱旋門賞2着馬に勝つのです。これが完全にホームのジャパンカップならば、更に勝ち目がないと言えるでしょう。

それでも以前ならば欧米の一流馬がたまに来ることがありましたが、それは日本人が種牡馬として購入した馬か、種牡馬として日本に売り込みにきた馬かのどちらかが多く、最近はあまり購入していないためにそういった馬も減っています。そもそも極東の日本や香港まで、勝ち目がなく賞金が稼げないのにわざわざ遠征する馬主なんてそれほど多くないのです。

ジャパンカップに欧米の一流馬が来ないことは残念ではありますが、それだけ日本馬が認められたという証明でもあるので、それほど気にすることではないのかもしれません。

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